一般的にモノクロセピア調の写真は、
モノクロ変換ソフト「Gekko DI」 のような
専用ソフトなどでモノクロ化した後、フォトショップのダブルトーン(2版)で仕上げますが
カラー写真が色あせてセピアになったようにするには、以下の方法を使います。
簡単なので、フレーム作成の説明みたいに専用ページは作りません(笑)。
元画像(カラー)をフォトショップで開いたら、イメージ → 色調補正 → 色相・彩度 を選び
マスターの彩度(A): を、-50から-70ぐらいの間で調整します。マイナスにするほど
色が抜けていき、-100にするとモノクロになります。
マスターの彩度を-50から-70ぐらい下げた後、レッド系やイエロー系の彩度を逆に
少し上げておくという調整方法もあります。どちらにしても、少し多めに色を残しておきます。
そうして色を抜いたら、次に イメージ → 色調補正 → カラーバランス を選んで、
カラーレベル(L):を、+30・-25・-65程度にします。このあたりの数値はお好みで。
これだけでは、たぶん色が残りすぎてますので、最初の方法でまた彩度を下げます。
この『二度にわたって彩度を下げる』というのがコツです。いきなり彩度を下げすぎたら
カラーバランスで上手く調整出来ませんので、こういう方法を使ってます俺の場合(^^)v
ただ、これだけではツルツルと画質が良すぎて雰囲気が出ません。
そこで、イメージ → 色調補正 → トーンカーブ でコントラストを上げたり、
フィルター → ノイズ → ノイズを加える でザラザラさせたり、
焼き込みツールなどを使って周辺の光量を落としたり、わざと画質を劣化させるとOK