この写真、手先から足下までキレイに収まってるように見えますが・・・
実は70-200mmズームの広角70mm域でも、入りきらなかったんです。
撮影位置は移動できないショーですし、仮に動けたとしても後ろに下がって
構え直してるヒマはない。ポーズを決めて止まってるのは2~3秒ですから。
こういう時は、少し構図をずらして複数枚の画像を撮っておきます。
そうすれば後から2枚の画像を合成して、上下左右に余裕を持てると(笑)
この例では左の写真をメインにして、右写真の下部を合成しています。
プリント用紙は一眼レフのサイズ(3:2)に比べて正方形に近いので
カメラのファインダーでギリギリ収まったとしても、プリントする際に
長辺が切り取られてしまう事がよくあります。
こういう場合でも、複数枚を押さえておくと長辺側に余裕が出来て
仕上げが楽になりますよ。
注意点は、カメラをあまり大きく動かさないこと。AEで撮ってる場合だと
露出が変わっちゃって、RAW現像時に補正しても違和感が残りますし
手ぶれ補正の揺れ戻しでブレちゃう事もありますから。
めったに無いことですが、ノウハウ引き出しの「どっか」に入れておくと
助かる場合があるかも (^^;