この写真のシーンは、腕を横から前に回してきてクロスさせるので
顔と、腕から手にかけての位置関係がちょうど良い瞬間に撮る必要があります。
早ければ腕が前に伸びきらないし、遅ければ顔が隠れてしまうので・・・
これが非常に難しくて、シャッターのタイムラグを考えながら少し早めに
シャッター切るのですが、ベールのような薄い布の広がり具合が毎回違うんです。
風の影響があったり、それまでのダンスの流れでベールが捻れてたり
ダンサーの技量ではどうにもならない【運】が存在します。
僕に出来ることは、ベストなタイミングで撮ってあげるだけ・・・・・
あとは神のみぞ知る。まさに天命を待つって感じですね。