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ボツ写真のRAWファイルを自動削除(その1)

JPEGのみで撮っていれば、ボツ写真は画像ビュワーを見ながらドンドン削除していけばOKですが
ボツになったRAWデータは一つ一つ手作業で消しておられる方も多いのではないでしょうか?

「RAWで撮ると、あとの整理(ボツ写真の削除)が大変」という苦情(笑)もたまに聞きますので
僕が実際に作業してる、簡単にファイルを整理する方法を紹介します。

まずRAWで撮るときに同時保存されるJPEGは、サイズを一番小さくし圧縮率も一番上げておきましょう。
当たりの画像はどうせ後からRAW現像するので、同時保存するJPEGは閲覧用としてのみ使うためです。
こうすることによってJPEGのファイルサイズが非常に小さくなり、パラパラと快適にビュワーで見れます。

で、撮った画像をパソコンに転送します。これは誰でもやってることですね (^^;
↓下の例では、01から10までの10枚のJPEGファイルとRAWファイル(拡張子*.CR2)が両方入ってます。
ボツ写真のRAWファイルを自動削除(その1)_a0098145_1730688.jpg

ビュワーなどでJPEG画像を確認しながら、ボツ画像をDeleteキーで消していきます。
↓下の例では、01・05・07・10の4枚を残し、あとはボツ画像としてJPEGファイルを削除しました。
 ところがJPEGファイルはDeleteキーで消えても、RAWファイル(*.CR2)は消えてません。これが悩みの種じゃん。
ボツ写真のRAWファイルを自動削除(その1)_a0098145_17302092.jpg

さてここからですが、あるプログラムを動かすと自動でボツのRAWファイルを削除してくれて、
JPEGファイルは「JPEG」というフォルダに移動してくれるんです。これで悩みは全て解決 \(^^)/
↓残しておくRAWファイルだけになって・・・・・
ボツ写真のRAWファイルを自動削除(その1)_a0098145_17303611.jpg

↓JPEG画像のファイルは、JPEGというフォルダに自動的に移動します。
ボツ写真のRAWファイルを自動削除(その1)_a0098145_17304988.jpg

まぁプログラムと言うには簡単すぎるスクリプト…というかバッチ処理のようなものですが、
こういう簡単なプログラミング言語を覚えておくと、ファイル操作やコンピュータによる自動処理が
ものすごく楽になって「コンピュータを使いこなしてるゼッ!」という満足感が得られますよ (^-^)

で、「このブログで紹介できる簡単なプログラミング言語は…」と探してたら、いいもの見つけました。
日本語プログラミング言語『なでしこ』です。

僕はプログラミングの経験があるので15分ほどで要領をつかみましたが、まったく初心者の方でも
サンプルを見ながらなら1~2時間で理解できるようになると思います。

というワケで、次回は実際にボツ写真のRAWファイルを自動削除するプログラムを組んでみます。
by judd1229 | 2009-07-25 17:00 | tech
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